SEISA DOHTO UNIVERSITY

社会福祉学部 社会福祉学科

2021.03.11 この日の記憶は忘れない
社会福祉学部 社会福祉学科

昨日はひとしきり雪が降って?真っ白。気持ちも新たに。?2011年3月11日14時46分。 この日、どこで何をしていましたか?

3人にインタビューしてみました。まずは、西野 克俊先生。札幌市内の病院で勤務中。グループワークしている最中に「揺れてるね」と言いながら病棟に上がり、テレビを囲むナースたちの中に入って『えっ』の一言だったそうです。職務放棄?(笑)してみんなでニュースを見ていました―西野-。

学生にも聞いてみました?。小学生でした。そろばん教室にいた時です。教室の先生のお子さんが東北在住だったので、先生の慌てようが記憶にあります。あれから10年。2018年の北海道内ブラックアウトも経験し、今はすぐに逃げられるようカップのごはんを常備して食糧確保しているそうですよ!

(カップごはんに入れる水の準備が…なかった)

最後は、畠山 明子先生。20代だったそうで! 家族全員が家にいました。揺れた瞬間、腰が痛いと言っていた父がすぐに逃げたなぁ-畠山-。岩手にいる友人にすぐ連絡をして安否を確かめたそうです。

3週間前、3か月前は何してたの?と聞いても覚えていないことがほとんどですが、楽しい思い出や辛い思い出といった感情を伴うものは人間の記憶にしっかりと残るのですね。

さて、畠山先生が持っているリーフレット?災害時のソーシャルワークに関するオンライン講演のご案内です、本日まで申し込み可能とのことですが、いかがですか?

震災から10年、この災害で命を落とした方々に謹んでお悔やみ申し上げます。

いまだに不明となっている方々の安否が気にかかります。私たちにできる防災の取り組みや支援を考えて過ごしましょう。私にできること ド根性ひまわりのお話?